こんにちは、T-アレックスです。
このブログでは、社会人が働きながら税理士試験に合格するための情報をお伝えします。
私は社会人が税理士試験に合格するための目標年数は最短4年、通常5年であるとこちらの記事で書いています。1年で最低1科目の合格が目標であるものの、こちらの記事では実際には2年目が一番合格しやすいとも書いています。
1年目の学習の重要性についてもう少し書きたいと思います
社会人が働きながら簿財、法人税、所得税、相続税といったボリュームの多い科目を1年で合格するのは簡単ではありません。
しかしながら、4-5年で官報合格を目指すのであれば、1科目1年での合格を狙う必要があります。結果的に1年では合格できずに合格まで2年以上の年数が掛かることはありますが、決して最初から1科目2年以上での合格を目標としてはいけません。2年での合格を目標とすると3年以上掛かります。結果的に1年で合格できないのは仕方のないことですが、1年目の試験も合格する可能性があると自分が思えるぐらいに仕上げて試験に臨まなければいけません。記念受験は分母を増やすこと以外には意味がありません。
1年目に最低限やらなけないことは次の通りです。
・全て講義を2週間以内に視聴し理解する。
・全ての練習問題、答練を講義資料に合わせて解く。
・練習問題・答練は間違いがなくなるまで少なくとも3回は繰り返す。
・理論のA,B論点は全て暗記する。
ここまで出来れば、途中経過である答練や公開模試での順位は悪くても、本番の試験で全く合格可能性がないということはないでしょう。
ここまでやって結果、1年目は不合格になったとしても、2年目に1年目の反省を生かし足りない部分を補えば、上位の成績で2年目の本番に臨むことが出来るでしょう。1年目にしっかりと学習していれば、2年目は1年目ほど時間を掛けなくても上位の成績を維持できすはずです。
各科目の1年目の学習が短期合格を達成するか長期化するかを分けます。
今回はここまでとなります。参考になればうれしいです。