こんにちは、T-アレックスです。
このブログでは、社会人が働きながら税理士試験に合格するための情報をお伝えします。
スタディングについてはいくつかの記事を書いてきました。スタディングは受講料が他の予備校に比べて圧倒的に安く注目しています。公式サイトの2025年の合格者の声を集計して、合格実績ついて私の感想を書きたいと思います。
スタディングはありか?(簿財編) - T-アレックスの社会人のための税理士試験講座
スタディングはありか?(税法編) - T-アレックスの社会人のための税理士試験講座
スタディング 弱点を補完するか割り切るか - T-アレックスの社会人のための税理士試験講座
スタディングはありか?(2024年実績更新) - T-アレックスの社会人のための税理士試験講座
1. 記事の前提
記事を書くにあたり私の立ち位置を明確にしておきたいと思います。
- この記事はプロモーションではありません。読んだ人がスタディングを受講しようがしまいが私には一切の金銭的なメリットはありません。
- 一部のサービスは私が受験時代にすでに始まっていたかもしれませんが、私はどの税法でもスタディングを使ったことはありません。
- 私はスタディングの講座を受講したわけではありません。公式サイトやYoutube、合格者の声などを参考にした個人的な見解です。
2. スタディングの合格実績
(1) 簿財
スタディングの合格者の声から私が集計しました。合格しても報告していない人もいると思いますが、簡単な報告でも1万円もらえるそうなのでほとんどの人が報告していると思われます。2024年までは前回以前に私が集計した数字で、2025年は2026年4月11日時点で私が合格者の声から手動で集計した数字となります。
以下が2025年の実績を更新した表となります。
簿記論
|
|
2025年 |
2024年 |
2023年 |
2022年 |
2021年 |
2020年 |
|
スタディング合格者数 |
175 |
169 |
239 |
189 |
76 |
43 |
|
合格者数 |
2,058 |
3,076 |
2,794 |
2,965 |
1,841 |
2,429 |
|
シェア |
8.5% |
5.5% |
8.5% |
6.3% |
4.1% |
1.7% |
財務諸表論
|
|
2025年 |
2024年 |
2023年 |
2022年 |
2021年 |
2020年 |
|
スタディング合格者数 |
535 |
60 |
359 |
136 |
126 |
39 |
|
合格者数 |
4,980 |
1,099 |
3,726 |
1,502 |
2,196 |
1,630 |
|
シェア |
10.7% |
5.5% |
9.6% |
9.0% |
5.7% |
2.3% |
簿財同時合格者
|
|
2025年 |
2024年 |
2023年 |
2022年 |
2021年 |
2020年 |
|
スタディング合格者数 |
81 |
43 |
141 |
28 |
29 |
16 |
2023年までは順調に合格者もシェアも伸ばしてきておりました。2024年は、合格者数は大幅減少でシェアも低下していました。2025年は、財務諸表論の全体の合格率が2024年8.0%から2025年31.9%大幅に上昇し、スタディングも合格者数を伸ばしました。簿記論の合格者数は前年並みでシェアも8.5%と23年と同水準にとどまりましたが、財務諸表論の合格者数は500人を超え、シェアも10%を超えてきました。
2024年に合格者を減らしたことで私は、評価が難しくなったと書きました。2025年は簿記論については、全体の合格率が低下(24年:17.4%、25年:11.1%)している中でも、合格者数を維持しシェアは回復しています。財務諸表論は、昨年の反動よる合格者数の増加にとどまらず、シェアも伸ばしています。簿財では、O、Tに次ぐ第三位の地位を確立したと言っていいと思います。
今年の結果を見ると、受講料の安さも加味して簿財ではスタディングは有力な選択肢になってきたと言えます。
(2) 税法
以下が税法の2025年の実績を更新した表となります。
消費税
|
|
2025年 |
2024年 |
2023年 |
2022年 |
2021年 |
2020年 |
|
スタディング合格者数 |
15 |
10 |
7 |
12 |
4 |
0 |
|
合格者数 |
712 |
740 |
802 |
740 |
726 |
782 |
|
シェア |
2.1% |
1.4% |
0.8% |
1.6% |
0.5% |
0% |
法人税
|
|
2025年 |
2024年 |
2023年 |
2022年 |
2021年 |
2020年 |
|
スタディング合格者数 |
7 |
22 |
12 |
7 |
4 |
0 |
|
合格者数 |
488 |
588 |
497 |
425 |
453 |
588 |
|
シェア |
1.4% |
3.7% |
2.4% |
1.6% |
0.8% |
0% |
相続税
|
|
2025年 |
2024年 |
2023年 |
2022年 |
2021年 |
2020年 |
|
スタディング合格者数 |
7 |
10 |
6 |
5 |
2 |
2 |
|
合格者数 |
333 |
471 |
282 |
336 |
325 |
264 |
|
シェア |
2.1% |
2.1% |
2.1% |
1.4% |
0.6% |
0.7% |
国税徴収法
|
|
2025年 |
2024年 |
2023年 |
2022年 |
2021年 |
2020年 |
|
スタディング合格者数 |
9 |
10 |
9 |
4 |
6 |
4 |
|
合格者数 |
231 |
217 |
228 |
235 |
234 |
198 |
|
シェア |
3.8% |
4.6% |
3.9% |
1.7% |
2.5% |
2.0% |
税法の25年の合格者数は概ね横ばいとなっています。消費税が24年10人から25年15人と5人増えていますが、法人税は24年22人から25年7人と15人減っています。相続税、国税徴収法は微減です(私の数え間違いがなければ)。
私は、こちらの記事で22年、23年にスタディングで簿財を合格した人が税法に進み税法の受講者が増加すると予想しました。法人税・消費税の合格者数がカギを握るのではないかとも書きました。税法に進んだ人は24年・25年に税法を受験している可能性が高いです。
それにもかかわらず合格者数は伸びていません。その理由として考えられることは、税法でスタディングを使う人が少ない、または、税法はスタディングのやり方では合格が難しい、もしくはその両方となります。
税法についての私の評価は、スタディングの使用はネガティブ寄りの様子見となります。簿財の実績からするとそろそろ合格者数が増えてこないと、税法でスタディングが使えるという評価になってきません。まだ実績が乏しく、十分なノウハウが蓄積されているようには見えません。
今回はここまでとなります。参考になればうれしいです。