こんにちは、T-アレックスです。
このブログでは、社会人が働きながら税理士試験に合格するための情報をお伝えします。
最後の追込みで理論は何をすべきかこちらの記事で書きました。
今回は最後1か月の追込みで計算は何をすべきかを書きたいと思います。
1. 答練の解き直し
本番まで1か月を切ったら計算については、これまでに答練で出題された総合問題の解き直しに復習に徹しましょう。これまでたくさんの答練や練習問題を解いてきたはずです。その中から難しかったものを選んで解き直します。おそらく、3-4回目となるはずですが2週間以上間隔が空いていれば答えを覚えているということはないはずです。2,3日に一度は総合問題を解きましょう。どうしても苦手な分野がある場合には個別の問題を解くこともありますが、簿記論を除き理論に時間をとられるので個別問題に戻る時間はあまり取れないでしょう。
計算は基本的には個別論点の積み上げです。加点方式と思って答練で出題されたでの問題は確実に得点できるようにしましょう。本番は初見の問題となりますが、1か月切ってからは新たな問題に手を出す必要はありません。答練で出た問題が解ければ確実に合格します。
2. 間違いメモの見直し
間違いメモについてはこちらの記事で書きました。計算問題を解くのは2~3日に一度程度で良いと思いますが、間違いメモは毎日のように見直しておきましょう。間違いメモは本番に持っていくものでこれまでの学習の集大成です。間違いメモの内容を確実にしておくことで計算の得点はかなり変わります。合否のカギを握っているといっても過言ではありません。
3. 捨て論点
計算でも1年目の場合、学習時間が足りなかったり処理に時間がかかったりするなどの理由で捨てている論点もあると思います。白紙にならない程度に個別問題を解いておいてもいいと思います。しかしながら、捨て論点が本番で出題された場合、直前に少し確認した程度では合格レベル得点を取るとは難しいと思います。
こちらでも書きましたが、私は消費税の1年目の学習では簡易課税が手薄でした。直前少し見直しを解けるつもりで本番に臨みましたが、やはり体に染みついておらず十分な得点を取ることが出来ませんでした。
2年目以降の受験生は捨て論点があったら合格は厳しいでしょう。
計算も理論を回すのと同様に反復練習が重要で地味で辛いですが、来年同じことを繰り返さないよう最後の追込みを頑張りましょう。
今回はここまでとなります。参考になればうれしいです。