T-アレックスの社会人のための税理士試験講座

社会人が働きながら税理士試験に合格するための情報を発信しています。金融関係の仕事をしながら官報合格済み。その他キャリアや英語学習の情報も発信しています。

自己採点と税理士試験の結果

こんにちは、T-アレックスです。

このブログでは、社会人が働きながら税理士試験に合格するための情報をお伝えします。

 

2022年11月30日が税理士試験の合格発表です。例年より10日から2週間程度早まっています。試験から合格発表までが長すぎるので、期間の短縮は良いことと思います。

今回は私の自己採点と本番の結果を振り返りたいと思います。自己採点の記録は残っていないのでおおよその記憶です。また、点数が開示されていない時期から受験していますので不合格の結果は記号で統一しています。

 

ご覧の通り12回受験して5勝7敗です。

合格した時は本番が終わった時点で手応えがありました。各予備校の解答速報を簡単に確認しただけで合格を確信し、結果もその通りとなりました。

不合格だった時はどう甘く採点してもボーダーに届くか届かないかといった出来で、結果も自己採点通り不合格でした。唯一惜しかったかなと思ったのは法人税法の1回目ぐらいです。私の場合、自己採点と結果は一致しており、逆転で合格したという経験はありません。

 

不合格という結果にはそれなりに理由があります。後から振り返れば当時何が足りなかったかは良くわかります。私は短期間で5科目合格をすることこそが最も重要と思います。お金をかけずに合格した科目があったり、年明けから勉強を開始して短期合格をした科目がある人もいると思います。それは素晴らしいことですし、自慢したくなる気持ちは理解できますが、その合格には多くの運の要素が含まれていると思います。資格試験は結果が全てなので運に助けられたとしても合格さえすればそれでいいのですが、本気で4,5年程度の短期間で官報合格を目指すのであれば、運の要素がなくても合格できる方法をとり、本番までに合格レベルに確実に達するような学習計画をたてることが重要と思います。

 

私は、簿記論は1年目は市販のテキスト・問題のみの完全独学、2年目の1月からTの資料のみ受講して合格しました。財務諸表論はTの1月からのコースで1年目で合格しました。これだけを見るとコスパがいいように見えます。こちらの記事でも書いていますが、簿財を1年で合格できなかったことが後々のキャリアに影響しており、必ずしも良い方法ではなかったと今では思っています。そのため、簿記論は独学でも合格可能であるとか、財務諸表論は年明けからでも合格可能などと、私はたまたま上手くいったものの長期的には必ずしも良い方法ではないと感じたことをこれから学習する人に勧めるようなことはしません。

短期合格を目指すには、王道である9月から予備校のカリキュラムをこなすことをお勧めします。これが時間的にも金銭的にも最も効率が良いと思います。

 

学習計画については過去にもいくつか記事を書いていますので参考にしてください。

社会人が税理士試験に合格するための目標年数と撤退ポイント - T-アレックスの社会人のための税理士試験講座

税理士試験の複数科目の勉強について - T-アレックスの社会人のための税理士試験講座

税理士試験は最初の2年が重要 - T-アレックスの社会人のための税理士試験講座

 

次回は科目ごとの私の不合格の分析について書きたいと思います。

今回はここまでになります。参考になればうれしいです。